運動能力と遺伝子の関係

運動する子供

 

遺伝子の中で運動能力と関わりのあるものは主に3種類挙げることができます。

 

該当する遺伝子の名称はACTN3、ACE、PPARGC1Aですが、順番に特徴を解説しますので参考にしてみてください。

 

ACTN3遺伝子

まずACTN3遺伝子ですが、これを調べることによって筋肉の比率を知ることができます。

 

筋肉には持久力に関わるものと瞬発力に関わるものとがありますが、どちらが高い割合を占めているのかが明確になるのです。

 

遺伝子検査を受けることで、持久力と瞬発力が求められる運動のうち、どちらに適正があるのかを知ることができるでしょう。

 

ACE遺伝子

次にACE遺伝子ですが、この遺伝子を調べることで、血管に関する情報が得られます。

 

血管は筋肉へと酸素や栄養を届けますが、遺伝子検査を受けることによって有酸素運動と無酸素運動のどちらに向いているのかが分かるのです。

 

なお、前述したACTN遺伝子にもいえることですが、両方に向いている遺伝子を持っている人もいます。

 

PPARGC1A遺伝子

そしてPPARGC1A遺伝子ですが、これを調べることによって、どういうトレーニングを行えばいいのかが分かります。

 

この遺伝子はミトコンドリアの増殖と深い繋がりがあり、トレーニング効果が最も高まる運動の強度や、どれぐらいの時間練習すればいいのかが明確になるのです。

 

運動能力を高めるのに最も効率的なトレーニングの仕方を把握するのに役立ちます。

 

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遺伝子が運動能力に与える影響

スポーツ選手

 

遺伝子が運動能力を左右する理由は、主に遺伝子によって筋肉、血管といった体の特徴が決定付けられるためです。

 

たとえば、遺伝子により速筋と遅筋の割合が遺伝子によって決まります。

 

速筋の割合の高い人が持久力を要求される運動をしても能力が高まりにくいですし、反対に遅筋の割合が高い人が瞬発力を必要とする運動をしても能力アップが難しくなってしまうのです。

 

多くの人は遺伝子の影響でいずれかの筋肉の割合が高くなりますが、日本人の大人の半分程度は速筋と遅筋の割合が同じぐらいあり、瞬発力・持久力が求められる両方の運動能力を伸ばすのに適しているといわれています。

 

以上のように、筋肉の割合によって向いている運動が異なり、能力を高めたい場合は自分の筋肉に合ったスポーツを選択することが大切です。

 

次に遺伝子が影響して血管にも個人差が生じます。

 

血管が拡張しやすい人、収縮しやすい人に大きく分けられますが、拡張しやすい人は体中に酸素や栄養を届ける能力に秀でていて、運動による疲労が出にくいという強みがあります。

 

したがって、持久力が求められるスポーツをするのに適しているといえるでしょう。

 

一方、血管の収縮能力に優れている人の場合、血液を瞬時に押し出す力に秀でた血管をしていることから、瞬発力が要求される運動を行うのに適しています。

 

なお、筋肉と同じように、血管もどちらのタイプにも当てはまらない人がいますが、瞬発力・持久力が求められる運動で感じる疲労は拡張タイプと収縮タイプのあいだぐらいになっているのが特徴です。

 

子供の運動能力を調べたい人、自分がどんな運動に向いているのか知りたい人は、遺伝子検査を受けてみることで理解するというのもいいのではないでしょうか。

 

 

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